大阪大学フォーサイト が主催する
人類学的手法の基礎講座が
千鳥文化ホールにて行われました。
1日目、
エスノグラフィの基本テクニックである
フィールドノートの演習では、
北加賀屋、千鳥文化を対象に
受講生の方々にじっくりと観察いただきました。
さらに、設計を手掛けた
ドットアーキテクツの土井さんの建築ツアーも。
ソフトからハードにいたるまで
多様で新鮮なまなざしが千鳥文化に注がれ、
私たちにとっても刺激のある体験でした。
以下、告知文からの抜粋です。
”人類学的な手法の最大の特徴は、自らの仮説、関心、先入観の影響を最小限にとどめ、現場の状況が提起する問題を可能な限り「そのまま」学ぶことにあります。我々が物を見たり、話を聞いたりするときには、しばしばその時の関心にフィットする要素を自動的にピックアップしてしまいます。人類学は、このような自分自身の理解の枠組みに抵抗するテクニックを発展させてきました。人類学が、しばしば既存の枠組みを超えるインサイトを生み出してきたのはこのことによっています。”
自分にとって日常化する場所やまちの姿を
いつもとは違った心で見つめなおすことには、
好奇心を持って楽しく暮らし続けるための
ヒントも見つけられそうです。