アーキジム第1回「道具の原理 - 使い方、手入れ、材料について学ぼう -」
Dept. 中村誠 × ドットアーキテクツ
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つくる身体と心を鍛えるアーキジム、第1回目のテーマは「道具」。
例えば、鑿(のみ)。
ときには建築部材の仕口を彫り、ときには木彫作品を彫る、さまざまなものづくりに使える道具です。
使いやすさが追求されてきた電動工具をはじめとする現代の道具は、用途が細分化される傾向にあります。一方、古来から使われ続けてきた道具には、つくりたいもの次第で多種多様な用途に使えるものが多く存在します。
この目的のために、こう使いなさい———
人間が道具に”使われる”ような状況に身体が慣れすぎてしまう前に、道具をこの手で握りしめ、自分がつくりたいものを自分で形にする力を鍛えていきたい。
設計デザインから、大工、現場監督、左官、塗装など、建築プロセスのほぼすべてを自らの手で行うことを目指す、Dept. の中村 誠さんをお招きし、まずは材料となる「木材」をよく知るところから、測る/加工する/組むなどの基本的な道具の知識を深め、そして鑿(のみ)の仕込み方、砥ぎ方、さらにはその使い方の1つとして仕口の加工を実践しました。
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ご視聴料|3,300円
※note有料記事より動画がご覧になれます
📌動画内容
・ゲスト 中村 誠さんの実作紹介
・本日のジムの意図
・材料としての木材を知る
・基本的な道具を知る
・鑿(のみ)を仕込む
・鑿(のみ)を砥ぐ
・仕口を彫る
=計1時間46分
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🔨ゲスト
中村 誠(Dept.)
1979年大阪生まれ。専門学校にて工業デザインを学び、家具木工所、設計施工会社を経て、2005年に独立、2010年に株式会社Dept.を設立現在に至る。 株式会社Dept. 設計デザイン/大工/現場監督/左官/塗装/家具/その他建築における全てのプロセスを自らの手と意思で行う事を旨とし、分野横断的な自力建築を行動指針としている。 ドットアーキテクツとの協働プロジェクトに、「仮の家」、「大沢ワイナリー」などがある。
🔨ナビゲーター
ドットアーキテクツ
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🗓️今後の予定
第2回 「仕口加工のつづき ノコギリを使おう」(2025年7月頃配信)
第3回「構造力学のイメトレ 建物の構造が固まる感覚を掴もう」(8月頃配信)
第4回「木製家具をつくる つくるための技術とメンタルを学ぼう」(9月頃配信)
第5回「電子工作でできること デジタルテクノロジーとつくろう」(11月頃配信)
第6回「非鉄金属をたたく 暮らしで使う物の原形を知る、つくる」(12月頃配信)
第7回「クロージングパーティー 各回でつくったもので場をつくる」(2026年1月頃配信)
※上記は暫定です。現場での進行具合によって変更になる可能性がございます。
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【アーキジムとは】
北加賀屋を拠点に活動する、建築家集団ドットアーキテクツと千鳥文化運営のadanda 主催の『アーキジム』。現役のものづくりのプロの方々を招きながら、建築の基礎体力を鍛える7日間。
教える/教えられる、やらせる/やらされるではなく、それぞれの技術や知識、感性を共有しながら自分の手と頭を動かし建築するための場を、みなさんと一緒に立ち上げられたらと思います。
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●ドットアーキテクツ
大阪・北加賀屋にて「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動する建築家集団。千鳥文化やUmaki campなどの建築設計、さらには現場施工までを担い、職人やアーティストなど様々な人と恊働しながらのものづくりを行う。
●adanda
art, design, and architecture の略で、同じくコーポ北加賀屋を拠点とする。 千鳥文化の食堂・ホール・バーを運営する他、映像制作・記録・オペレーション、展示・イベント企画、コピーライティング、コーヒーの焙煎 cen coffee roastersなど多様なアウトプットをもの/場所づくりと捉え活動。
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