照明・美術・衣裳・制作の4人が
演劇空間を手を動かしてつくりあげるユニット
せのびてさんのインスタレーション
「よだかの星」が
千鳥文化ホールにて開催されました。
よしかわさんが朗読する
宮沢賢治の「よだかの星」が漂う中、
金町早希子さんがつくりあげた美術と
工藤ななこさんの衣裳を
門志亜紀さんの繊細なライティングが照らし、
透き通った空間が静かに現れていきます。
最後には制作の高木沙羅々さんより、
来場者たちと”手を動かす時間”を通じて
この空間が完成することを告げられ、
皆さんが思い思いに目の前の様子や感覚を
スケッチをする場面も。
この小さな千鳥文化ホールで
せのびてさんの世界が大きくひらく瞬間に
立ち会えたことをとても嬉しく思いました。
ありがとうございました。
写真:Takahashi Haruka